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[特注家具 東京]

2025年08月20日

ウォルナットオーダーコーヒーテーブル&一枚板と無垢板

特注家具tenji
ウォルナットの一枚板です。長さは1200ミリで塗装はセラウッド塗装です。

ウォルナット一枚板でワレ(割れ)、フシ(節)、ソリ(反り)がなく木目も綺麗で赤身と白太のグラデーションもよく出ています。


上と下での幅の差も少ししかないですし幅も850程度でコーヒーテーブルにはちょうどいい大きさですね。

脚は特注脚でウォルナットの無垢でできています。

解説以上でした。



前回施工しているといいながら今回は置き家具ですね。

ウォルナットの無垢板と一枚板について

まず無垢板と一枚板の違いなのですが

一枚板とは端から端まで同じ木で継ぎ目が無いもののことで、

それ以外の無垢材で出来上ているものが無垢板と呼ばれます。

つまり4〜5枚ぐらいの無垢をつないでテーブルにしたものですね。
質でかなり金額変わりますが人気のウォルナットで一枚板は30万ぐらいから無垢板は15万ぐらいからになります。


なぜ高いのかというと、ものが少ないということがあると思います。言い訳をするつもりもないですが

テーブルになる大きさは幅で900ミリで中央の芯の部分が入っているものは割れてくるのでそこを避けたものを使用します。
そうすると元の木の太さは直径1メートル以上のものということになります。

ウォルナットの場合そこまで育つのに80年からもう少しかかるそうなのでそこから伐採して、運んで、水の上に浮かべたり、

スプリンクラーで数年水を掛けたりして水分量を一定にしてスライスし、選別し、何年も乾燥させてから選別、仕上げに機械で乾燥させそれから水分量5パーセントぐらいにして塗装して出来上がり。

選別では反ったもの割れたもの、木目が綺麗でないものははじかれていき、その時の流行や需要にあわせたものを家具屋とかが買って加工していくと。

もちろん家具屋以外の小物屋さんや建材屋さんで持っていくことも多いです。


そうなるとなかなか市場に一枚板として出てくるものは貴重ですよね。

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