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2025年08月13日 [その他]
家具施工職
こんにちは。しばらくお盆休みとります。
今回はお盆休みということもあり何か仏教系のお話でもしようと思ったのですが前回のもので十分かなと思ったので
私の本来の仕事である家具の施工ってどんな仕事なのか説明していきたいと思います。
私の仕事の紹介は一番下で。
家具施工職って謎ですよね。
建築現場に行っても必ずいる業種ではないし珍しがられることも多いので「建具屋さん」とも呼ばれてしまいますが、建設業許可内装仕上業の中でもその他という業務内容なので建具工事という由緒正しい業務とはまた少し違いますね。
だいたい元の職業聞かれたり、工場で家具作ってるの?とか聞かれますが私は家具配達→家具工事手元→施工職→営業設計→管理職→施工職なのでまあずっと家具屋でした。
一般に施工職は製作することは多いですね。私は施工ばかりだったのでしていませんが工場が長期休暇で現場も閉場で入れない時にどうしても急ぎの時とかは多少します。
ちなみに装備が近いのはキッチン屋さんですかね。
私はオーダーキッチンもつけますし、建具、枠、化粧柱なんかもやりますが解体や既製品の取り付けはしないです。まあこれも職人によりますね。
実は施工方法は現場の状況、担当者や職人の考え方や能力で様々です。私はメンテナンスがききやすく長期間美観を損なわない形を考えていますが、職人によっては全箇所に接着剤入れて壊さないと外れないようにがっちりつける方も多いですね。
今回は板を2枚つけるだけの手洗いで説明していきます。
これが今回の納品予定ですね。
棚板2枚に水栓と洗面ボウルがついています。
で現場到着の状態がこちら
たまにこの状態で孔が空いていないと言って帰る職人もいなくはないです。
点検口は大工さんの工事で給排水は設備屋さんの工事なのですが水栓の部分に孔が開いていないのと右端に出隅コーナーをつけているため開口が2ミリ違うので印篭という受残が見えないつけ方をした場合手前の寸法に合わせるため1ミリづつの余分をみて合計で壁と家具の隙間が4ミリぐらい空くことになります。
方法としては@そのまま4ミリ空けるA壁が傷つかないように8ミリ空けるB受残方式に棚裏加工してぴったりにする。Cその他
というわけで2面インロウで1面受残+目地材にしました。このように加工し修正することにします。
奇跡的に隙間なく棚板つけれました。
あとは受残打って隙間埋めたり孔開けしたりして
カウンターも奇跡的にぴったりいったので一度外します。
防カビ剤入りコーキングという隙間材を入れるためにマスキングを貼ります。で最初の写真のようになってとりあえず工事完了になります。ちなみに水栓を仮設置しなくても洗面ボウルを固定しなくてもコーキングをしなくてもコーキングが白でも工事は完了になります。
今回は一人でできる単純な家具の施工という仕事でしたがだいたい毎回こんな感じでつけています。
ちなみに施工職がいない会社の場合はこれぐらいでしたら大工さんががんばったり、椅子やテーブルのように置いて調整して納品終わりになったりします。
オーダー家具屋でも職人いないところはかなりありますね。
ちなみになのですが私の本業は小石川にある特注家具の施工で、現在は製作図の設計と一般のお客様の場合はデザイン図から。
お施主様や職人さんたちとの打ち合わせ、大規模の場合は家具の施工職への指示や通常運転の時は施工をしています。
神田特注家具では私が一人で分業せず製作以外の全工程を担当し、変わった素材や面白そうな仕事をしていきたいと思っています。
製作は信頼している職人さんよりも私がうまくなることは無いのでしていません。
一般のお客様のみで納期はそんなに急いでいない方が希望です。なぜならこの会社では製作の職人は指名して、見た目がいいけど難しい仕事もしつつ、その分価格抑えていくためには納期指定が邪魔なんですよね。
特注家具の混み具合は波が激しいので。
というわけでお仕事お待ちしています。
今回はお盆休みということもあり何か仏教系のお話でもしようと思ったのですが前回のもので十分かなと思ったので
私の本来の仕事である家具の施工ってどんな仕事なのか説明していきたいと思います。
私の仕事の紹介は一番下で。
家具施工職って謎ですよね。
建築現場に行っても必ずいる業種ではないし珍しがられることも多いので「建具屋さん」とも呼ばれてしまいますが、建設業許可内装仕上業の中でもその他という業務内容なので建具工事という由緒正しい業務とはまた少し違いますね。
だいたい元の職業聞かれたり、工場で家具作ってるの?とか聞かれますが私は家具配達→家具工事手元→施工職→営業設計→管理職→施工職なのでまあずっと家具屋でした。
一般に施工職は製作することは多いですね。私は施工ばかりだったのでしていませんが工場が長期休暇で現場も閉場で入れない時にどうしても急ぎの時とかは多少します。
ちなみに装備が近いのはキッチン屋さんですかね。
私はオーダーキッチンもつけますし、建具、枠、化粧柱なんかもやりますが解体や既製品の取り付けはしないです。まあこれも職人によりますね。
実は施工方法は現場の状況、担当者や職人の考え方や能力で様々です。私はメンテナンスがききやすく長期間美観を損なわない形を考えていますが、職人によっては全箇所に接着剤入れて壊さないと外れないようにがっちりつける方も多いですね。
今回は板を2枚つけるだけの手洗いで説明していきます。

これが今回の納品予定ですね。
棚板2枚に水栓と洗面ボウルがついています。
で現場到着の状態がこちら

たまにこの状態で孔が空いていないと言って帰る職人もいなくはないです。
点検口は大工さんの工事で給排水は設備屋さんの工事なのですが水栓の部分に孔が開いていないのと右端に出隅コーナーをつけているため開口が2ミリ違うので印篭という受残が見えないつけ方をした場合手前の寸法に合わせるため1ミリづつの余分をみて合計で壁と家具の隙間が4ミリぐらい空くことになります。
方法としては@そのまま4ミリ空けるA壁が傷つかないように8ミリ空けるB受残方式に棚裏加工してぴったりにする。Cその他







今回は一人でできる単純な家具の施工という仕事でしたがだいたい毎回こんな感じでつけています。
ちなみに施工職がいない会社の場合はこれぐらいでしたら大工さんががんばったり、椅子やテーブルのように置いて調整して納品終わりになったりします。
オーダー家具屋でも職人いないところはかなりありますね。
ちなみになのですが私の本業は小石川にある特注家具の施工で、現在は製作図の設計と一般のお客様の場合はデザイン図から。
お施主様や職人さんたちとの打ち合わせ、大規模の場合は家具の施工職への指示や通常運転の時は施工をしています。
神田特注家具では私が一人で分業せず製作以外の全工程を担当し、変わった素材や面白そうな仕事をしていきたいと思っています。
製作は信頼している職人さんよりも私がうまくなることは無いのでしていません。
一般のお客様のみで納期はそんなに急いでいない方が希望です。なぜならこの会社では製作の職人は指名して、見た目がいいけど難しい仕事もしつつ、その分価格抑えていくためには納期指定が邪魔なんですよね。
特注家具の混み具合は波が激しいので。
というわけでお仕事お待ちしています。