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[特注家具 東京]

2025年06月18日

チェリーオーダー小上がりパーテーション&壁と床の境目

特注家具
tenji 主要材チェリー板目 塗装ウレタン塗装
施設の子供用待機場所ですね。床がチェリーなのでそれに合わせて小上がりという少し上がったところを作っています。

入口の部分はメープルの無垢材を使用して写真ではわかりづらいですがかなり丸めています。

色が違って見えますがチェリーは日に焼けると半年ぐらいでかなり赤くなってきますのでこれも一年ぐらいするとだいたい同じぐらいの色になるのではないかと思います。

先に塗ってもいいんですがパーテーションは床に合わせて着色していて小上がりの部分はクリアの無垢材で製作しています。ちなみになぜ入口だけメープルかというと段差があるということをわかりやすくするためです。つまづき防止ですね。

以上解説でした。

目が不自由な方や高齢者ではないとわかりにくいと思いますが色の差というのは知識がないとなかなか普段認識しづらいことがあって、床と壁の区別をつけるため施設などでははっきり色を変える必要があります。

ここでも壁にグレーのソフト巾木がまわっていますがこれは車いすとか当たっても壁を傷めないためと床と壁の場所を明確にするためにしています。老人ホームとかでこの辺りが派手なのはそういう意味もあるんですね。

なので腰壁という壁の一部に板を貼るときに同色にするとぶつかる方もいるそうです
とは言え大正風やクラシックなものをお望みでしたら同色の腰壁はとてもいいと思います。

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